個別指導塾に向いている子供の3条件!
こんにちは!やまにんです。
皆さんもやはりせっかく塾に入れるなら、
「自分の子供に合ったところに」
と思っているかと思います。
私もそう思います!
そこで、今日は個別指導絞って、向いている向いていないをお話していきたいと思います。
個別指導に向いているか向いていないかは、勉強が出来る出来ないかじゃない
きめ細かい指導では成績が上がらない、
という話は以前記事にもあげているので、詳しくはそちらを参照してみてください。
きめ細かい指導は成績に直結しないということがわかっていただけると思います。
出来ないから個別指導という発想を捨てて頂くのと同時に、
出来るから集団指導でいいという発想も捨てて頂きたいと思います。
というのも、その「出来る」本当に出来てる?という問題があります。
将来的に中堅私大(MARCH以下)くらいで考えてるのであれば、
全く問題ないと思いますが、
国立大、もしくはMARCH以上と考えているのであれば、
地方の公立中小学校でついていけてるレベルでは厳しいかもしれません。
高校に入ってついていけなくて、落ちこぼれる可能性をかなり秘めているということです。
私の体感では札幌市内の上位高と呼ばれる学校に行っている生徒でも3分の2はついていけてないです。
ついていけてないというのは授業を聞くだけでは理解できないという意味です。
なので、今ついていけてるから今のところは安い集団塾でOK!という考えは少し危険かもしれません、と私は思います。
では、さっそく向いている子の特徴を教えていきます。
1.多弁である
人見知りで先生に質問できないから、個別にしたい
と考えるお母さん多いんですが、それは合ってるような間違ってるような感じです。
家で娘の勉強をたまたま見たら全然理解してないし、
しょっちゅう質問してくる。
でも、教えたら教えたで本人が反発して全然話にならない、でも娘は先生には聞きづらいって言うから・・・
こういった話をお母さん方から何度聞いたかわからないです。(笑)
私としては個別であろうが集団であろうが質問する奴は質問するし、質問しない奴は質問しないと思います。
そして、どちらが良いちか一概に言えないと思います。
家で母親に質問を求めている、もしくは理解できるような説明を求めているのは単純に甘えてるからだと思います。
んで、外で質問しないのは当然甘えてる姿を見られたくないからで、自分でやってる風を気取りたいからだと思います
だから、人見知りがなおっても質問は出ないし、それとこれとは別問題、と思います。
更に質問している生徒だって、8割はしょうもない質問です。重箱の隅をつつくような質問やsiriに聞いた方が早いようなことです(笑)。
本当に良い質問は解答解説に書いている解法のこの部分がどうしてこうなるのかわからない、など、調べてもわかりようのないこと。
この質問が出るようになってようやく「質問ができることが塾の良いところ」と言っていいレベルなのではないかと思います。
そして、話は戻しますが、つまり大人しい子でも活発でも関係なくて、
大事なのはおしゃべりである、ということです。
うちの子は大人しいから個別、じゃなくて、おしゃべりだから個別、
と考える人が増えて欲しいですね。(笑)
理由は単純で、おしゃべりな子は自分を発信できてる場合が多い。
つまり、先生にキャラクターをつかまれやすく、指導に活かしやすいんです。
個別指導といっても1授業1時間程度。この中で勉強も教えながらその子の特性もつかんでいくって結構難しい。いくらとなりで教えきりでも、
10自分を話す子と100自分を話す子だったら単純に10倍違う。
しかも、多弁な子って色々な人に話し聞いて欲しかったりします。
だから、学校じゃ物足りない。
塾の先生はその分結構その欲求を満たせる存在なので、本人の塾への意欲も上がります。
だから、おしゃべりな子は是非個別指導へ。
2.女の子
1.ともかぶりますが、おしゃべりなのは女の子だからです。
個別はコミュニケーション命です。
おしゃべりが上手か、対話が出来るか、ということが非常に大事です。
それでいうと小中学生、下手すれば高校生まで総じて女の子の方がコミュニケーション力が高い傾向にあります。
おしゃべりで遊ぶ、
ということが男子は出来ない場合が多いです。
特に中学生くらいまでは。
そして、女の子の方がかまって欲しいと考えている子が多いです。
というか構えば構うほど気持ちが上がる子が多い。
だから、集団よりも個別の方がより1人に対して割かれる時間が段違いに多いので、
かまってもらってる感が強いですよね。
更に女の子は不安です。
男の子は割となにも考えていないのですが、女の子はとにかく不安。
そういう点でもいいですね。
ただ、女の子ってグループ意識が強い面があり、
本人が友達と一緒に通いたい!と思うケースがかなり多いと思います。
そうなると集団塾に流れがち、という特徴もありますし、
そのあたりはなかなかうまくいかないところだなぁと思いながら、
仕事をしていました。(笑)
3.1人っ子
個別指導塾の大きな魅力としては1つの空間に複数人の先生がいるってことです。
それが学校とも違うところで、色々な大人と関われる場所です。
それが関係あるのか、1人っ子の方が比較的塾との関わりを大切にするように思います。
なぜなのか、科学的なことはわかりませんが、
恐らく、無条件にかまってくれたり遊んでくれたり、話してくれたり、という存在を欲しているのではないか・・・と勝手に考えています。
先生(塾講師)と生徒の関係って友達関係とは全然違うんですが、
どこか友達のようなフランクさがあって、結構特殊だと思います。
なかなかこういう人間関係を構築できる場って社会にないような気がします。
だからかなり家族に近いような雰囲気を出せるのかなぁって。
お兄ちゃんとかお姉ちゃんに近いのかも。
だから、1人っこの居場所としてはかなり良いのかなと思います。
特に公立中学に通う3年生は受験勉強でほぼ毎日のように塾に行く子もいますし、
「第二の家」なんて考える子もいるくらいです。
そういう意味でも1人っこに向いていると思います。
まとめ
個別指導塾に向いているのは大人しい子(内弁慶的な子はいいかも)ではない。
おしゃべり女子で1人っ子。
これが結論です。
シンプルですね。
もちろん、例外もあります。
1人1人は本当に違います。
おしゃべり女子で1人っ子だったら、個別も意外と合ってるかも~、
くらいに受け止めてくださいね。
教育に正解はありませんので!
それでは今日はこの辺りで!