個別指導塾は高くて当然です。

こんにちは。やまにんです。

今日は個別指導塾にまつわる話をしたいと思います。

個別指導塾の月謝はなぜ高い？ 

個別指導といえば、皆さんの中で「費用が高い！」というイメージがあると思います。実際、それは間違ってません。
集団指導型の塾と比べると費用は高いです。

第一の理由としては人件費。
これは暗黙の了解的にわかってくれてる気がしています。
そもそも塾は家賃以外ほとんどコストがかからない業種で、人件費に占める割合が大きい。
これは仕方ないことですね・・・。

第二の理由として集団の方が生徒を増やしやすい、という傾向があると思います。
どういうことか？というと、
塾は基本的には人の繋がりで生徒を増やしていきます。
俗に言う友人紹介キャンペーンってやつで募集します。

「●●くんが通ってると聞いて・・・」

というのが新期入会の問い合わせではほとんどです。
んで、集団っていうのは基本的には誰が通ってるか、という情報は生徒間で筒抜け。
なぜなら、みな通う時間も空間も同じだからです。
更に行き帰りも一緒で、生活時間も似てくるので自然と「塾友」ができやすい。

一方、個別指導塾は基本的に通う時間はバラバラ。
だから、だれが通ってるかもわかりにくいし、行き帰りとかもバラバラなので、
塾友が出来にくいっていう側面がある。

そして、友人紹介のからくりですが、１人の友達では弱い場合が多い。
あの子もあの子もあの子も知ってるからこの塾が良い、ってなるケースの方が圧倒的多数。

ということで集団塾は個別指導塾より比較的生徒を増やし易い構造だと思います。

ここからが本題！個別は高くて当然！

では、そんなお高い個別指導ですが、その個別指導塾間でも費用の違いがあるのが現状。

ここが今日一番協調したいところですが、
個別で安いのは悪。個別であれば高い方が絶対得。

この法則は間違いないと思います。

個別ってかなり採算が合いません。
そもそも人件費の他にも、大抵の個別指導塾は「ブース」なる授業専用個別スペースがあります。
そういった設備費などもかかる。
結局、そこそこお金のある大手しか運営しにくい部分もあります。
だから、結構かつかつ。

そして、当然削りたいのは人のお金です。
余剰人員を持たないことで臨機応変な対応が出来なくなったり、
講師を担当制にしないことで効率よく講師をつかうようにしたり、
最悪の場合は1人の先生に対しての人数を増やす、ということもあり得ます。

個別本来の「面倒見」や「柔軟性」、「担当制」というメリット（やまにんが考える）が損なわれます。

逆に月謝が高いということはそれに見合った運営になっている場合が多い。
やまにんが働いていた大手塾はそのあたりはしっかりしていて、
担当制も維持しながら、振替等もスムーズに対応していました。

それでも費用を抑えたい

個別に通わせたいが費用は抑えたい。

それはかなり無理な相談だと思った方がいいでしょう。

個別を選ぶなら費用はある程度腹をくくるべきです。

難しいなら塾ではなく別の手段を考えましょう。

逆に単科指導（週1回1教科）をお勧めする人や、
塾もありますが、
私的には単科指導は意味がないと思います。

ある教科で知識豊富、経験豊富な人材がいるような塾は別ですが、
そういう人材を集められるような塾は数少ないと思いますし、
あっても都市圏だと思います。

大抵は普通の学生が指導してくれる塾が殆どなので、
週1時間そこらの関わりで子供の学びの意欲を刺激できるわけもなく、
本人も行ってるだけになりますし、場合によっては苦痛にもなりかねません。

個別は人間関係が成績を上げる鍵になりますので、
人間関係をつくりにいかない通い方はオススメできませんね。

まとめ

個別指導塾は高いですが、高くなって仕方ない。

むしろ、安い個別指導は危険です。個別に通うなら高いところへ行きましょう。
個別のメリットデメリットをしっかり理解して入りましょう。